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戦国武将の家紋 武田軍団の逃げ弾正 高坂 昌信

2012.11.06

こだわりの欄間調透かし彫り
当店の千社札風木札のご注文で戦国武将の家紋と武将のお名前を
入れるご依頼をいただくことがございます。
その際、手持ちのいくつかの家紋に関する書物や博物館の図録
(合戦絵巻・合戦図屏風)の他ネットに出ている情報を参考に家紋を
確認することがございます、武将の方々の使った家紋と言うのが
お一人の方で一つでは無いと言うことや、名前も幼名から元服名、
従う主君により改名されるなど名前も違うので、名前と使って
いた時代を家紋を中心に検証しています。

高坂 昌信 家紋高坂 昌信(こうさか まさのぶ)は、甲斐国の軍学書『甲陽軍鑑』に拠れば、武田四天王の一人として数えられる武将で、慎重な采配で三方ヶ原の戦い等で撤退を進言し武田三弾正の逃げ弾正の異名を取った武将であり、この『甲陽軍鑑』の原作者であったとされる。

幼名は源助、通称は源五郎、改名して春日虎綱、香坂虎綱、渾名は逃げ弾正、出家して昌信
家紋は、丸に二ツ引が武田神社所蔵の『武田二十四将図』で確認できるが、高坂(香坂)氏の家紋は九曜紋とされている。

旗印は、九曜紋の変形の物が信玄公祭りで使われているようで、こちらは武田神社発行の新編武田二十四将正伝で確認出来ますが、この時代は家紋が公家から武家でも使われるようになり合戦で敵味方の識別にも使われる旗紋であり、朝廷から授かる下賜紋とは意味合いが違い、識別する為に派生する紋も調べれば調べるほど有るようです。

■甲陽軍鑑は、国立国会図書館デジタル化資料で閲覧可能です。
【国立国会図書館】
https://www.ndl.go.jp/
【甲陽軍鑑】巻1~巻35
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1287447
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高坂 昌信 家紋千社札風木札

お客様からのご依頼では表面に
九曜紋、裏面には花菱を
モチーフにした地紋を
彫刻するご依頼が多いです。

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