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千社札風アクリルストラップ お祭り参加の記念品


ちょっとした記念品に最適な千社札風アクリルストラップ
只今、夏祭り向け商品作成の真っ最中です。
このところ、ブログ更新も滞りがちでしたが今週分も無事
発送出来ました。
お祭りの世話人様へは順次商品が届いていることと思いますが
屋外での行事ですので、お子様参加の子供神輿等熱中症対策等
楽しい思い出作りの裏方様としてのお仕事お疲れ様です。
追加等がございましたらご連絡ください。
千社札風アクリルストラップ
当店は、夏祭りの後は秋祭りと千社札風アクリルストラップ
の他にも、昇り龍・降り龍のストラップ『こだわりの欄間調透かし彫り
シリーズ』等お祭りグッズとしても適した商品も扱っております。
 
【1日3個~10個限定生産品】

昇り龍・降り龍のストラップはペアストラップ仕様にして、お求めになられる
お客様が多いです。
こだわりの欄間調透かし彫り
夫婦昇鯉 Lサイズ
昇鯉ではこちらの夫婦昇鯉が人気です。

昇鯉A Lサイズ
二番人気はBタイプの昇鯉で、こちらと昇り龍を一緒にお求めになられる
お客様もいらっしゃいます。

昇鯉B Lサイズ
【昇鯉】(鯉の滝のぼり)は、後漢書 李膺伝 登龍門の一節の元となった
『黄河の上流にある急流 龍門を登リ切った鯉は龍になる』という伝説を
モチーフにしています。
『是時朝廷日亂 綱紀頽地 膺獨持風栽 以聲名自高 士有被其容接者 
名為登龍門』
三秦記(さんしんき)
『河津一名龍門 水險不通 魚鼈之屬莫能上 江海大魚薄集龍門下數千 
不得上 上則為龍也』  
鯉は龍門を登る強い生命力のある魚として、昇鯉(しょうり)勝利の
語呂にもあわせ難関突破(志望校合格祈願)や商売繁盛・金運招福など
風水 開運グッズ縁起物として、夫婦鯉は子孫繁栄・夫婦円満。
また『江戸っ子は五月の鯉の吹き流し』と言われるように言葉は荒いが、
腹にわだかまりもなく、さっぱりしているということを鯉幟の姿からたとえ
江戸っ子気質を言い表したものとしても人気の図柄です。
後漢書 李膺伝三秦記
『こだわりの欄間調透かし彫りシリーズ』のご購入はこちらから 
こだわりの欄間調透かし彫り

登竜門と鯉幟

こだわりの欄間調透かし彫り

鯉幟とは後漢書 李膺伝 登龍門の鯉の滝登りが立身出世の
縁起物として江戸時代に武家で始まった日本の風習です。
当店の昇鯉の木札もこの鯉の滝登りをモチーフにしております。

夫婦昇鯉 Lサイズ
一番人気は、こちらの夫婦昇鯉です。

昇鯉A Lサイズ
二番人気はBタイプの昇鯉で、こちらと昇り龍を一緒にお求めになられる
お客様もいらっしゃいます。

昇鯉B Lサイズ
【昇鯉】(鯉の滝のぼり)は、後漢書 李膺伝 登龍門の一節の元となった
『黄河の上流にある急流 龍門を登リ切った鯉は龍になる』という伝説を
モチーフにしています。
『是時朝廷日亂 綱紀頽地 膺獨持風栽 以聲名自高 士有被其容接者 
名為登龍門』
三秦記(さんしんき)
『河津一名龍門 水險不通 魚鼈之屬莫能上 江海大魚薄集龍門下數千 
不得上 上則為龍也』  
鯉は龍門を登る強い生命力のある魚として、昇鯉(しょうり)勝利の
語呂にもあわせ難関突破(志望校合格祈願)や商売繁盛・金運招福など
風水 開運グッズ縁起物として、夫婦鯉は子孫繁栄・夫婦円満。
また『江戸っ子は五月の鯉の吹き流し』と言われるように言葉は荒いが、
腹にわだかまりもなく、さっぱりしているということを鯉幟の姿からたとえ
江戸っ子気質を言い表したものとしても人気の図柄です。
後漢書 李膺伝三秦記
『こだわりの欄間調透かし彫りシリーズ』のご購入はこちらから 
こだわりの欄間調透かし彫り

こだわりの欄間調透かし彫りシリーズ 昇り龍・昇り鯉

こだわりの欄間調透かし彫り
今週末からいよいよセンター試験が始まりますね。
先日も関東で雪が降りましたが週末の天気は良さそうです。
昨年の干支が辰と言うこともあり、志望校を昇り龍の千社札風ストラップに
彫刻した商品を多数お作りいたしましたが、今年受験の皆さん普段の実力を
発揮し難関突破してください。

【昇り龍】御蔵島黄楊 家紋 千社札 携帯ストラップ Lサイズ

今年も来年に向けてのご依頼が入り始めております。
人気はやはり昇り龍の木札に志望校をお彫りするものですが、
昇り鯉をお選びのお客様も増えて来ております。
昇鯉A Lサイズ
こちらの商品は1日10個限定生産品ですので、ご注文が重なった
場合2~3日お時間をいただいております。

【昇り龍・降り龍の謂われ】
【鯉の滝登りと昇り龍】

昇り龍・降り龍のご購入はこちらから
『こだわりの欄間調透かし彫りシリーズ』のご購入はこちらから 

カートの備考欄はフリー記入スペースとなっておりますので、具体的に
ご要望をご記入いただけるようになっております。
文字レイアウト等補足説明が必要な際は備考欄をご利用ください。

鯉の滝登りと昇り龍 欄間調透かし彫り千社札



龍と並び鯉の彫刻にも人気がございますが、この鯉の図柄にも
昇鯉(しょうり)という吉祥図柄がございます。
昇鯉とは後漢書 李膺伝 登龍門の龍門を登る強い生命力のある魚、
李膺伝には『江海大魚薄集龍門下數千』大きな魚としか書かれて
おりませんが、中国の淡水大型魚と言えば、コイ科の魚のハクレン
コクレンではないかと思われます。
このコイ科の魚が滝を登る姿を描いたのが昇鯉図です。
滝を登る鯉は、龍門を登りきると昇り龍となり、天空を舞うとされ、
立身出世の縁起物として昇鯉図は人気の図柄です。

こだわりの欄間調透かし彫り
当店の昇鯉の木札もこの鯉の滝登りをモチーフにしております。

夫婦昇鯉 Lサイズ
一番人気は、こちらの夫婦昇鯉です。

【昇鯉】(鯉の滝のぼり)は、後漢書 李膺伝 登龍門の一節の元となった
『黄河の上流にある急流 龍門を登リ切った鯉は龍になる』という伝説を
モチーフにしています。
『是時朝廷日亂 綱紀頽地 膺獨持風栽 以聲名自高 士有被其容接者 
名為登龍門』
三秦記(さんしんき)
『河津一名龍門 水險不通 魚鼈之屬莫能上 江海大魚薄集龍門下數千 
不得上 上則為龍也』  
鯉は龍門を登る強い生命力のある魚として、昇鯉(しょうり)勝利の
語呂にもあわせ難関突破(志望校合格祈願)や商売繁盛・金運招福など
風水 開運グッズ縁起物として、夫婦鯉は子孫繁栄・夫婦円満。
また『江戸っ子は五月の鯉の吹き流し』と言われるように言葉は荒いが、
腹にわだかまりもなく、さっぱりしているということを鯉幟の姿からたとえ
江戸っ子気質を言い表したものとしても人気の図柄です。
後漢書 李膺伝三秦記
こだわりの欄間調透かし彫り千社札裏表貫通彫りです。
千社札携帯ストラップLサイズ 表面には家紋、お名前、さし札を
お彫りします。
書体は千社札に使われている江戸文字 千社文字系書体の
籠文字”を使用しています。
お名前の部分に屋号やサークル等の会の名称 さし札部分は
四文字熟語の他 地名やサークル名等を置き換えて配置して
作製することも可能です。   
お彫りする文字数がお勧めの文字数より多い場合は文字に
平体処理を掛けることで配置する文字数を増やすことが出来ますが、
読み辛くなることもございますので必ず仕上がり配置イメージを
画像で確認を選択していただきご確認ください。     
また家紋部分が不要な場合は空欄にしていただくか記入欄へ
不要と書き込んでいただくことでその部分から、
お名前をお彫りして作製することも可能です。
『こだわりの欄間調透かし彫りシリーズ』のご購入はこちらから 
こだわりの欄間調透かし彫り

夫婦昇鯉(鯉の滝のぼり)欄間調透かし彫り千社札

五月と言えば鯉幟(こいのぼり)だからでしょうか。
今月に入り、昇鯉(しょうり)のご注文が増えて来ています。
鯉幟とは後漢書 李膺伝 登龍門の鯉の滝登りが立身出世の
縁起物として江戸時代に武家で始まった日本の風習ですが、
最近屋根より高い鯉幟は見かけることは少なくなりました。
こだわりの欄間調透かし彫り
当店の昇鯉の木札もこの鯉の滝登りをモチーフにしております。
この木札は、何層にも彫刻データを作り、彫刻回数も数十回
当店独自の彫刻方法を駆使し、一日に10個しか作ることの
出来ない表裏で貫通させる欄間調透かし彫りは昇龍・降龍譲り、
所有される方の満足度は他の彫り方の追従を許さない仕上がり
です。

夫婦昇鯉 Lサイズ
一番人気は、こちらの夫婦昇鯉です。

昇鯉A Lサイズ
二番人気はBタイプの昇鯉で、こちらと昇り龍を一緒にお求めになられる
お客様もいらっしゃいます。

昇鯉B Lサイズ
【昇鯉】(鯉の滝のぼり)は、後漢書 李膺伝 登龍門の一節の元となった
『黄河の上流にある急流 龍門を登リ切った鯉は龍になる』という伝説を
モチーフにしています。
『是時朝廷日亂 綱紀頽地 膺獨持風栽 以聲名自高 士有被其容接者 
名為登龍門』
三秦記(さんしんき)
『河津一名龍門 水險不通 魚鼈之屬莫能上 江海大魚薄集龍門下數千 
不得上 上則為龍也』  
鯉は龍門を登る強い生命力のある魚として、昇鯉(しょうり)勝利の
語呂にもあわせ難関突破(志望校合格祈願)や商売繁盛・金運招福など
風水 開運グッズ縁起物として、夫婦鯉は子孫繁栄・夫婦円満。
また『江戸っ子は五月の鯉の吹き流し』と言われるように言葉は荒いが、
腹にわだかまりもなく、さっぱりしているということを鯉幟の姿からたとえ
江戸っ子気質を言い表したものとしても人気の図柄です。
後漢書 李膺伝三秦記
こだわりの欄間調透かし彫り千社札裏表貫通彫りです。
千社札携帯ストラップLサイズ 表面には家紋、お名前、さし札を
お彫りします。
書体は千社札に使われている江戸文字 千社文字系書体の
籠文字”を使用しています。
お名前の部分に屋号やサークル等の会の名称 さし札部分は
四文字熟語の他 地名やサークル名等を置き換えて配置して
作製することも可能です。   
お彫りする文字数がお勧めの文字数より多い場合は文字に
平体処理を掛けることで配置する文字数を増やすことが出来ますが、
読み辛くなることもございますので必ず仕上がり配置イメージを
画像で確認を選択していただきご確認ください。     
また家紋部分が不要な場合は空欄にしていただくか記入欄へ
不要と書き込んでいただくことでその部分から、
お名前をお彫りして作製することも可能です。
『こだわりの欄間調透かし彫りシリーズ』のご購入はこちらから 
こだわりの欄間調透かし彫り

昇り龍・降り龍 上求菩提 下化衆生


今年の干支は辰なので、龍に関してお客様からさまざまな
お問い合わせをいただいております。

そのなかで、お客様から昇り龍と降り龍を両方持っても良い物かと
言うご質問をいただきましたので、ブログでもご案内いたします。

この件に関しては諸説あると思います。
地域によっても考え方は異なることもあると思いますが、
仏教の教義の中の一つに『上求菩提(じょうぐぼだい)
下化衆生(げけしゅじょう)』と言うものがございます。
この世界観を古くから残る仏画や彫刻に現しているものも
ございます。
命あるものの生涯をこうあるべきと現しているのかも知れません。
言い換えれば両方を持っと言うことは完成形とも言えるのでは
ないでしょうか。
目標に向かい修行(修業)を修める過程では昇り龍を持ち
目標を達成した後は降り龍を持つ、また昇り龍と降り龍
両方持っことに関してはそれぞれの方が、それぞれのお立場で、
意味をお考えになり、お持ちになられれば良いと思います。
【昇り龍・降り龍の謂われ】

クリスマスギフト ナンバープレートストラップ・キーホルダー

今年も残り少なくなってまいりましたが、年末のイベント
クリスマスプレゼントのフルオーダーのお客様のご注文の
お品が先程全て完成し、発送を終えホットしているところです。

来年の干支は辰ですので昇り龍・降り龍のご注文も十月
後半から増えてまいりましたが、十一月に販売を開始した
波兎・夫婦昇鯉・昇鯉A・昇鯉Bの四種類の『こだわりの
欄間調透かし彫りシリーズ
』もセットでご注文されるお客様が
増えました、『昇り龍・降り龍』の組み合わせは定番でしたが
『夫婦昇鯉・昇り龍』『昇鯉A・昇鯉B』等のペアでご購入
され、桐箱にメッセージをお彫りしたりと作成させて
いただきました。
こだわりの欄間調透かし彫り
ご好評のアクリル ナンバープレートストラップ・キーホルダー
ミラータイプは、裏面にも彫刻出来ますので、そこにメッセージを
お入れしてペアストラップ仕様にされたお客様も今回は多かったです。

アクリル ナンバープレートストラップ・キーホルダーミラータイプにも
裏面にQRコードを彫ることも可能ですが、読み取り精度ではこちらの
QRコードストラップの方が上です。
こちらも、お二人の記念日等をお入れしてペア仕様にされたお客様が
多かったです。
QRコードストラップQRコードストラップ
QRコードストラップQRコードストラップ
クリスマスイブ着でのご注文は、フルオーダーでは現在
校正を含めての日数が取れませんので、お受けできかね
ますが、カートにある商品であれば明日発送分まで、
メール便速達・宅急便での配送で一部地域を除き24日までに
お届けできるようです。

『こだわりの欄間調透かし彫りシリーズ』のご購入はこちらから 

一日に10個しか作ることの出来ない

昨年暮れから温めていた吉祥図案数十点のうち
今回、波兎・夫婦昇鯉・昇鯉A・昇鯉B、
四種類の立体彫り千社札携帯ストラップを
カートでもご購入いただけるようにいたしました。
長い時間を掛けて彫りの感じにも工夫を重ね
何層にも彫刻データを作り、彫刻回数も数十回
当店独自の彫刻方法を駆使した仕上がりの木札
こだわりの欄間調透かし彫り
『こだわりの欄間調透かし彫りシリーズ』としてデビューです。
この販売開始を記念いたしまして、明後日11月19日(土曜日)から
12月10日(土曜日)まで、
『こだわりの欄間調透かし彫りシリーズ』
当店通常販売価格4,000円を販売開始記念特別価格3,500円(税込)
販売いたします。
波兎 Lサイズ夫婦昇鯉 Lサイズ
昇鯉A Lサイズ昇鯉B Lサイズ
こだわりの欄間調透かし彫り】欄間調透かし彫りは、
ご好評の昇龍・降龍立体彫りの姉妹アクセサリー企画として
シリーズ化しました。              
一日に10個しか作ることの出来ない表裏で貫通させる彫り
昇龍・降龍譲り、所有される方の満足度は他の彫り方の
追従を許しません。               
今後、花鳥風月(瑞獣 松竹梅 鶴亀 波兎 月兎 梅鶯 紅葉鹿
竹虎 波千鳥 雲龍)の図柄等続々とシリーズは増えて
行きますのでご期待ください。
後漢書 李膺伝三秦記
【昇鯉】(鯉の滝のぼり)は、後漢書 李膺伝 登龍門の一節の元となった
『黄河の上流にある急流 龍門を登リ切った鯉は龍になる』という伝説を
モチーフにしています。
『是時朝廷日亂 綱紀頽地 膺獨持風栽 以聲名自高 士有被其容接者 
名為登龍門』
三秦記(さんしんき)
『河津一名龍門 水險不通 魚鼈之屬莫能上 江海大魚薄集龍門下數千 
不得上 上則為龍也』  
鯉は龍門を登る強い生命力のある魚として、昇鯉(しょうり)勝利の
語呂にもあわせ難関突破(志望校合格祈願)や商売繁盛・金運招福など
風水 開運グッズ縁起物として、夫婦鯉は子孫繁栄・夫婦円満。
また『江戸っ子は五月の鯉の吹き流し』と言われるように言葉は荒いが、
腹にわだかまりもなく、さっぱりしているということを鯉幟の姿からたとえ
江戸っ子気質を言い表したものとしても人気の図柄です。
謡曲 竹生島



【波兎】波兎は、謡曲『竹生島(ちくぶじま)』「月海上に浮かんでは 兎も波を奔るか 面白の島の景色や」をモチーフにした波の上を跳ねるウサギと月を彫刻した図柄です。
飛躍・躍進・子孫繁栄・五穀豊穣・月の精・防火・火災除けをイメージする吉祥文様でもあります。




こだわりの欄間調透かし彫り千社札裏表貫通彫りです。
千社札携帯ストラップLサイズ 表面には家紋、お名前、さし札を
お彫りします。
書体は千社札に使われている江戸文字 千社文字系書体の
籠文字”を使用しています。
お名前の部分に屋号やサークル等の会の名称 さし札部分は
四文字熟語の他 地名やサークル名等を置き換えて配置して
作製することも可能です。   
お彫りする文字数がお勧めの文字数より多い場合は文字に
平体処理を掛けることで配置する文字数を増やすことが出来ますが、
読み辛くなることもございますので必ず仕上がり配置イメージを
画像で確認を選択していただきご確認ください。     
また家紋部分が不要な場合は空欄にしていただくか記入欄へ
不要と書き込んでいただくことでその部分から、
お名前をお彫りして作製することも可能です。
『こだわりの欄間調透かし彫りシリーズ』のご購入はこちらから 
こだわりの欄間調透かし彫り

昇り龍・降り龍の意味・謂われ


来年の干支は辰なので、このところ
昇り龍・降り龍のご注文が増えて来ています。

そのなかで、お客様から昇り龍と降り龍の意味・謂れに関してご質問を
いただきましたので、ブログでもご案内いたします。

単に昇っている龍の姿、降っている龍の姿では謂われの答えにはなって
いませんよね。
上野東照宮唐門の左甚五郎作『昇り龍』 上野東照宮唐門の左甚五郎作『降り龍』
実際、上記上野東照宮唐門の左甚五郎作『昇り龍』『降り龍』の彫刻は構図
からすると右がどちらかと言うと昇り龍ですが社務所のパンフレットによると
『偉大な人ほど頭を垂れるという諺に由来する』と言うことから頭を垂れている
唐門左の龍が『昇り龍』だそうです。
この諺は、詠み人知らずの俳句『実るほど頭を垂れる稲穂かな』が元(の解説)
ではないかと思われますが、そもそも、上る下るの上り龍・下り龍ではなく
昇天降臨の昇り龍・降り龍なので、構図だけでは判断できないですが
『降り龍』に関しての説明は無い様で、なんとも説得力に欠ける気もします。
意味としての昇り龍に関してはだいたい想像の付くところ、降り龍の存在の
意味謂われが知りたいところですよね!!

謂れに関しては、紀元前後頃インドで起った大乗仏教に遡り調べないと
なりませんが、この教義の中の一つに『上求菩提(じょうぐぼだい)下化衆生
(げけしゅじょう)』と言うものがございます。  
菩提(ぼだい)とは菩薩(ぼさつ)になるための悟りのことで、煩悩即菩提
(ぼんのう そく ぼだい)如意宝珠(にょいほうじゅ)を煩悩その物として
説くこともございます。
仏教の教えですのでさまざまな解釈、深い意味がございますが、
簡単に説明しますと。
意味は、上求菩提(悟りを求め修行に励むこと)昇り龍に相当、
下化衆生(命あるもの全てに悟りを説くこと)降り龍に相当、
この教えを意味したものとして、神社の鳥居に刻まれた神域を守護する
昇り龍・降り龍は一対になっていることが多いはずです。
また、龍の持つドラゴンボール(如意宝珠)は摩伽羅魚の脳、鳳凰の肝から採れるともいわれますが、空海の教えでは、『自然道理如来分身者也(自然の道理にして如来の分身)』と説いていて最高位の如来より下位の仏像の中に持つものもいます。
仏像では、これらの物を持物(じもつ)と言い仏像の法力や功徳を象徴する
物であり、主な物として、薬壺蓮華宝剣金剛杵錫杖宝珠日輪月輪水瓶経巻輪宝羂索払子警策宝搭等があり、薬師如来の薬壺や観音菩薩の水瓶等その仏像特有の持物もありますが、多くの仏像では同じような物を手にしている事もあり、如意宝珠もそのなかの一つで、如意輪観音が右の第二手に虚空蔵菩薩地蔵菩薩吉祥天弁財天は左手に持っています。
このように、龍は古来から神仏と密接な関係があったようです。
【昇り龍】御蔵島黄楊 家紋 千社札 携帯ストラップ Lサイズ
当店で販売している、昇り龍の木札はドラゴンボール(如意宝珠)を追う姿、
降り龍は手(前足)に持っている姿を彫っています。
謂れの解釈からすると目標に向かい修行(修業)を修める過程では昇り龍を持ち
目標を達成した後は降り龍を持つと言う使い方にも適した構図となっています。
【降り龍】御蔵島黄楊 家紋 千社札 携帯ストラップ Lサイズ
『降り龍』は、字面から受ける感じでは運気が下がるような気がどうしても
してしまいがちですが、降り龍は、天から舞い降り地上の守り神であるとされ、
上がる下がるのくだりではなく、降臨のくだるであり、意のままに様々な願いを
かなえることの出来るドラゴンボールを持つ姿は、まさに最強の姿となります。
運気が下がるどころか運気が上がる(運気を手中にした)ことを意味した姿と
なっております。
昇り龍降り龍どちらも諸説ございますが、輪廻転生(りんねてんしょう)
命あるものの生涯をこうあるべきと現しているのかも知れません。
大乗仏教の教義の中の一つ『上求菩提(じょうぐぼだい)下化衆生
(げけしゅじょう)』に当てはめた説が有力ではないかと思われます。

昇り龍と降り龍 左甚五郎作上野東照宮唐門



当店で龍の木札を販売するにあたって
商品名を決めないと、と思いふと疑問に
思った、『昇り龍』と『降り龍』
一般的には、天空に昇ろうとする龍の姿を
『昇り龍』
天空より地上に舞い降りる龍の姿を
『降り龍』と言っています。
そして、さらにそのいわれについてネットで
調べていくと、
中国の『後漢書』李膺伝に語られた故事に由来する、
流れの急な龍門という河を登りきった鯉は龍になる
という伝説の諸説をまとめると、
『鯉は滝を登り、登竜門を越え龍となり、
さらに昇って天空の球を手にし下り降りる』
ということになります。
そして、さらに調べたところ、上野の東照宮唐門に
左甚五郎作の『昇り龍』と『降り龍』の彫刻が
あるではないですか。
早速、先週の日曜日に実際に見て来ました。
ここの唐門の龍は社務所のパンフレットによると
『頭を垂れているほうが昇り龍と呼ばれているのは、
偉大な人ほど頭を垂れるという諺に由来すると』
書かれていました。
唐門の左が昇り龍、右が降り龍なのですが、構図から
するとどちらも昇り龍そして頭が上を向いている方が
間違いなく昇り龍と思ってしまいますが、上野の東照宮
左甚五郎作の『昇り龍』は、頭を垂れている唐門左の
龍が『昇り龍』だそうです。
【上野東照宮公式ホームページ】
https://www.uenotoshogu.com/

ファイル 12-1.jpeg
ファイル 12-2.jpegファイル 12-3.jpeg
現在、文化財保存修理中なので本殿内部の見学は
出来ませんが、上野の山はこれから桜が満開になると
思います、東照宮の参堂にも桜の木が植えられて
いましたので、少し足をのばして参拝されてみてはと
思います。
ファイル 12-4.jpegファイル 12-5.jpeg
当店では、混乱を避けるため一般的な龍の構図で
販売することにし、昇り龍はドラゴンボール
(如意宝珠)を追う姿、降り龍は手に持っている姿に
いたしました。


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昇り龍・降り龍のご購入はこちらから

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