先日の夜光(蓄光タイプ)のナンバープレートキーホルダーの試作でご案内した
N夜光（LumiNova）の粉末が手に入りましたので塗料で溶いて試作品の
残光比較テストを行いました。
夜光・蓄光は、災害などで電源が消失した時に威力を発揮する等このところ
見直されて来ている商品です。
現在最も蓄光能力があるとされるN夜光（LumiNova）でも、やはり発光して
いると感じられるのは１５分程度のようです。
比較対照出来るようにアニメーションＧＩＦで９０分間の変化の様子を作って
みました。
最近のカメラは性能が良いのか被写体が暗くなると明るく撮るように補正する
のでカメラのオート機能を全てOFFにして撮影しています。
右の二枚がN夜光（LumiNova）を使った物ですが、実用上の明るさでは大差
無いようです。
１５分経過後から大きく発光に差が出始めますが、周囲が明るいとこの差は
わからないと思われます。
周囲が真っ暗であればN夜光（LumiNova）が９０分後でも光っていることが
確認出来ますがその明るさがこの試作品で商品としての性格上どのぐらいの
価値なのか微妙なところです。
粉末のパッケージにはフル蓄光で
約８時間発光すると書かれていま
したが、確かに他の物より明るく
光っていますが８時間はどうなの
かなと言う感じです。
この試作品は発光時間を延ばすための工夫をしてありますがそれでも実際に
販売するにしても８時間発光は限られた環境でなければ実現しないので
(案内板等他の用途で災害時にはこの差が大きな差となり得ると思えますが)
この試作品では商品としての性格上１０分から１５分が発光の目安となります。
蓄光直後は、画像で見たとおり綺麗に発光しますが一分後にはその光りも
半減します、いわゆる夜光特有の光り方です。
光るのだけを楽しむのであればこの一分間でしょうか。
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