龍と並び鯉の彫刻にも人気がございますが、この鯉の図柄にも
昇鯉(しょうり)という吉祥図柄がございます。
昇鯉とは後漢書 李膺伝 登龍門の龍門を登る強い生命力のある魚、
李膺伝には『江海大魚薄集龍門下數千』大きな魚としか書かれて
おりませんが、中国の淡水大型魚と言えば、コイ科の魚のハクレンか
コクレンではないかと思われます。
このコイ科の魚が滝を登る姿を描いたのが昇鯉図です。
滝を登る鯉は、龍門を登りきると昇り龍となり、天空を舞うとされ、
立身出世の縁起物として昇鯉図は人気の図柄です。
当店の昇鯉の木札もこの鯉の滝登りをモチーフにしております。
一番人気は、こちらの夫婦昇鯉です。
【昇鯉】(鯉の滝のぼり)は、後漢書 李膺伝 登龍門の一節の元となった
『黄河の上流にある急流 龍門を登リ切った鯉は龍になる』という伝説を
モチーフにしています。
『是時朝廷日亂 綱紀頽地 膺獨持風栽 以聲名自高 士有被其容接者
名為登龍門』
三秦記(さんしんき)
『河津一名龍門 水險不通 魚鼈之屬莫能上 江海大魚薄集龍門下數千
不得上 上則為龍也』
鯉は龍門を登る強い生命力のある魚として、昇鯉(しょうり)勝利の
語呂にもあわせ難関突破(志望校合格祈願)や商売繁盛・金運招福など
風水 開運グッズ縁起物として、夫婦鯉は子孫繁栄・夫婦円満。
また『江戸っ子は五月の鯉の吹き流し』と言われるように言葉は荒いが、
腹にわだかまりもなく、さっぱりしているということを鯉幟の姿からたとえ
江戸っ子気質を言い表したものとしても人気の図柄です。
こだわりの欄間調透かし彫り千社札は裏表貫通彫りです。
千社札携帯ストラップLサイズ 表面には家紋、お名前、さし札を
お彫りします。
書体は千社札に使われている江戸文字 千社文字系書体の
“籠文字”を使用しています。
お名前の部分に屋号やサークル等の会の名称 さし札部分は
四文字熟語の他 地名やサークル名等を置き換えて配置して
作製することも可能です。
お彫りする文字数がお勧めの文字数より多い場合は文字に
平体処理を掛けることで配置する文字数を増やすことが出来ますが、
読み辛くなることもございますので必ず仕上がり配置イメージを
画像で確認を選択していただきご確認ください。
また家紋部分が不要な場合は空欄にしていただくか記入欄へ
不要と書き込んでいただくことでその部分から、
お名前をお彫りして作製することも可能です。
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