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昇り龍と降り龍 左甚五郎作上野東照宮唐門

2010.03.24



当店で龍の木札を販売するにあたって
商品名を決めないと、と思いふと疑問に
思った、『昇り龍』と『降り龍』
一般的には、天空に昇ろうとする龍の姿を
『昇り龍』
天空より地上に舞い降りる龍の姿を
『降り龍』と言っています。
そして、さらにそのいわれについてネットで
調べていくと、
中国の『後漢書』李膺伝に語られた故事に由来する、
流れの急な龍門という河を登りきった鯉は龍になる
という伝説の諸説をまとめると、
『鯉は滝を登り、登竜門を越え龍となり、
さらに昇って天空の球を手にし下り降りる』
ということになります。
そして、さらに調べたところ、上野の東照宮唐門に
左甚五郎作の『昇り龍』と『降り龍』の彫刻が
あるではないですか。
早速、先週の日曜日に実際に見て来ました。
ここの唐門の龍は社務所のパンフレットによると
『頭を垂れているほうが昇り龍と呼ばれているのは、
偉大な人ほど頭を垂れるという諺に由来すると』
書かれていました。
唐門の左が昇り龍、右が降り龍なのですが、構図から
するとどちらも昇り龍そして頭が上を向いている方が
間違いなく昇り龍と思ってしまいますが、上野の東照宮
左甚五郎作の『昇り龍』は、頭を垂れている唐門左の
龍が『昇り龍』だそうです。
【上野東照宮公式ホームページ】
https://www.uenotoshogu.com/

ファイル 12-1.jpeg
ファイル 12-2.jpegファイル 12-3.jpeg
現在、文化財保存修理中なので本殿内部の見学は
出来ませんが、上野の山はこれから桜が満開になると
思います、東照宮の参堂にも桜の木が植えられて
いましたので、少し足をのばして参拝されてみてはと
思います。
ファイル 12-4.jpegファイル 12-5.jpeg
当店では、混乱を避けるため一般的な龍の構図で
販売することにし、昇り龍はドラゴンボール
(如意宝珠)を追う姿、降り龍は手に持っている姿に
いたしました。


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