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御蔵島黄楊材ストラップ製作その2

今日は、昨日の御蔵島の黄楊材の残りの一本を
バンドソーでの挽き割りと電動カンナがけをしました。

ファイル 78-1.jpgファイル 78-2.jpg
ブレードドリフト角の確認はこのような感じにフリーで
罫書き線の上をカットしていき、途中でモーターを止めて
ドリフトしている角度にフェンスを合わせバイスで固定します。
このフェンスは、Proxxonのオプションには無いので
ホームセンターで購入したアルミのL字材を加工したものです。
ファイル 78-3.jpgファイル 78-4.jpg
二本の御蔵島黄楊材から14枚の板材が取れました。
バンドソーには、掃除機を繋げているので切りカスは
飛散しませんが内部にはこのような感じで残っています。
これを、掃除機で吸い取り、最後にエアーで綺麗にします。
ファイル 78-5.jpg
厚さがほぼ合っているので電動カンナにするする吸い込まれて
行きます。
明日は、時間が取れたら木札サイズにする予定です。

御蔵島黄楊材ストラップ製作その1

先ほど、グルメいちご館前田様ブログを拝見しにいったら
ストラップ作成の件が既に記事にされていておりましたので
心置きなく、20日を完成目標に、不定期ですが作業内容を公開して
いきます。

今日は、製材に使う工具のメンテナンスと先日選んだ御蔵島の黄楊材の
うち一本を加工しました。

丸ノコ(チップソー)で製材した方が楽なのですが、3センチ以上の厚さを
加工出来るチップソーは刃の厚さも約3mm以上ありますので、今回も
バンドソー(帯ノコ)を使って挽き割りします。バンドソーの刃の厚さは
約0.5mmです
ファイル 77-1.jpgファイル 77-2.jpg
カットの目安となる線を等間隔で罫書きます、今回は約6mmです。
檜等の余材をフリーの状態でカットしブレードドリフト角を確認し
フェンスをその角度に設定します。
ファイル 77-3.jpgファイル 77-4.jpg
以前、このブログで御蔵黄楊の製材を記事にしたときに『ブレードドリフト』で
このブログを検索されている方が多数いらっしゃいましたが、皆さん苦労されているのだなぁと思いました。
ブレードドリフト角は、刃のテンションを調整した後も設定し直す必要が
ありますが、設定角度が合っていれば罫書き線の上を角材を軽く押すだけで
綺麗に挽き割ることが出来ます。
逆に、ブレードドリフト角が合っていないと暴れまくります。
『ブレードドリフト』で検索されてこのブログに辿りついた方は
きっとご理解いただけていると思います。

ファイル 77-5.jpg
挽き割りしただけですが、厚みは5.09mmです、今回はこのままペーパー
がけすればドンピシャ5mm厚ですが一応この後、電動カンナを一回通す
予定です。

今回使用したバンドソーはProxxon社製の物ですメーカーの動画が
ありましたので、参考までに貼り付けておきます。

御蔵島黄楊材の製材

12月に入りだいぶ寒くなってまいりました。
当店の庭にある柿の木も葉っぱが先日の風で
ほとんど落ちて今週末柿を収穫しないと、
完熟して大変なことになりそうです。
ファイル 76-1.jpg
今日は、先日から打ち合わせをしていた結婚式用席札の
発送と、週末にご注文をいただいた商品の作成と発送を
やっと終えたところです。
ファイル 76-2.jpgファイル 76-3.jpg
明日からは、5月にフルオーダーで、ご注文をいただいて校正を重ねて来た
グルメいちご館前田様のオリジナル立体彫りストラップの作成です。
このストラップは、素材にもこだわり御蔵島の黄楊材を使用いたします。
今回は5年以上乾燥させた、この角材二本から約100個分の木札の木地を
作成します。
ファイル 76-4.jpg
御蔵島の黄楊の特徴は、産地不明のつげと比べると明らかに黄色く地肌も緻密で滑らかです。
この御蔵島の黄楊と黒檀(マグロ)は、素材として扱っている業者も、高額の
ため無いようです、当店では材料となる原木や角材を信頼できる業者や
直接現地に行って買い付けてきて加工しています。
こだわりのある商品を究極自分で納得の行く仕上がりにするには木地から
作ります。

グルメいちご館前田様から、この作成中の様子を公開してもよいとご了解を
いただきましたので、通常の作業の合間を縫って、完成まで不定期ですが
順次ブログに写真を撮ってUPしていきたいと思います。

グルメいちご館前田様とは、ブログで相互リンクする予定ですので、これからの季節いちご狩りを予定されている方は、是非ご覧ください。

グルメイチゴ館前田様のホームページはこちらです。

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