究極の洗浄方法として、無水エタノールや漂白剤等を薄めて使って汚れを落とす方法もございますが、汚れも落ちますが木札自体に大きなダメージも与えますので、経験を積まれている方以外お勧め出来ない方法です。
記事一覧
木札のお手入れ(メンテナンス)方法 黄楊 柘植 黒檀
御蔵島黄楊材の製材
12月に入りだいぶ寒くなってまいりました。
当店の庭にある柿の木も葉っぱが先日の風で
ほとんど落ちて今週末柿を収穫しないと、
完熟して大変なことになりそうです。
今日は、先日から打ち合わせをしていた結婚式用席札の
発送と、週末にご注文をいただいた商品の作成と発送を
やっと終えたところです。
明日からは、5月にフルオーダーで、ご注文をいただいて校正を重ねて来た
グルメいちご館前田様のオリジナル立体彫りストラップの作成です。
このストラップは、素材にもこだわり御蔵島の黄楊材を使用いたします。
今回は5年以上乾燥させた、この角材二本から約100個分の木札の木地を
作成します。
御蔵島の黄楊の特徴は、産地不明のつげと比べると明らかに黄色く地肌も緻密で滑らかです。
この御蔵島の黄楊と黒檀(マグロ)は、素材として扱っている業者も、高額の
ため無いようです、当店では材料となる原木や角材を信頼できる業者や
直接現地に行って買い付けてきて加工しています。
こだわりのある商品を究極自分で納得の行く仕上がりにするには木地から
作ります。
グルメいちご館前田様から、この作成中の様子を公開してもよいとご了解を
いただきましたので、通常の作業の合間を縫って、完成まで不定期ですが
順次ブログに写真を撮ってUPしていきたいと思います。
グルメいちご館前田様とは、ブログで相互リンクする予定ですので、これからの季節いちご狩りを予定されている方は、是非ご覧ください。
グルメイチゴ館前田様のホームページはこちらです。
御蔵黄楊の製材
本日は午後から時間を作って御蔵島の黄楊を製材
しています。
この木も先日のパープルハート同様バンドソー
(帯ノコ)を使っての挽き割りです。
硬い木なのですが、黒檀のように単に硬いと
いうより、粘りのある硬さという感じですね。
バンドソー特有のブレードドリフトもフェンス
(治具)を微調整すると真っ直ぐにカット
できます。
つげは、漢字で柘植・黄楊と書きますが
この御蔵島の黄楊は、本当に黄色いです
細かい切りカスがバンドソーでは出るのですが
まるでコーンパウダーのようです。
先日のパープルハートは現在まだこのような
状況です、電動カンナで表面を加工しようと
思っていましたが、今回はかなり綺麗に仕上がって
おりますので、写真の左に少し写っている
ベルトサンダーで表面を磨く予定です。
御蔵島黄楊材入荷しました
御蔵島産の黄楊材とブラジル産パープルハート
インドネシア産縞黒檀が入荷してまいりました。
縞黒檀以外は角材での入荷ですのでこの後
板材に加工するのですが木目の模様を効率よく
柾目に取るカットの方法を考えて作業の合間に
製材します。
写真右から御蔵黄楊・パープルハート・縞黒檀なのですが
パープルハートは、初めてカットするのでどのような
仕上がりになるのか楽しみです。
ページ移動
- 前のページ
- 次のページ