今日は、知人の家の近くで行われていた
根津神社例大祭に行ってきました。
知人いわく、江戸三大祭の一つだそうですが、
江戸三大祭については昔から「神輿深川・山車神田・
だだっ広いが山王様」と謳われるように
「富岡八幡宮深川八幡祭り・神田明神神田祭り・日枝神社山王祭」が
江戸三大祭と言われています。
根津の権現様も確かに格式のあるお祭り
郷に入っては郷に従えで今日は江戸三大祭を楽しんで
来ました。
お祭りは楽しいですね!
お店からのお知らせや日々の出来事など
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千社札を知るにはその歴史に関して少し調べないとならないですが、
その起源は、御詠歌(巡礼歌)までさかのぼるようです。
御詠歌(巡礼歌)の起源は、永延二年(988)に第65代花山天皇の
西国巡礼にあると言われ那智山青岸渡寺を一番札所と定め、
『補陀洛や 岸うつ波は 三熊野の 那智のお山に ひびく滝津瀬』の1首を
奉納されたことが御詠歌の起源とされています。
室町時代までは一般的には木簡といわれる幅5センチ高さ15センチほどの
木札を紙が高価だったため納札したようです。
これが千社札の始まりなのですが、正式には『題名納札(だいめいのうさつ)』
という物であり、今日の千社札と言うようになったのは、江戸時代後期に
流行った『稲荷千社参り』の際、稲荷神社に貼った紙の題名札を千社札と
言うようになったことからのようです。
『稲荷千社参り』の千社とは当時の江戸の名物『武士鰹大名小路生鰯(広小路)、茶店紫火消し錦絵、火事に喧嘩に中っ腹、伊勢屋稲荷に犬の糞』の
中の『伊勢屋稲荷に犬の糞』のように稲荷神社が江戸に数多くあり千社と呼ぶようになったようです。
この千社札のサイズ元は木簡から始まり紙が一般的な物となった江戸時代後期まで、統一されたものは無く、神社仏閣に貼られている物を見ても規格と言う物は無いですが、最も多いサイズは浮世絵版画に使用される大奉書(和紙)
約1尺3寸×約1尺7寸5分、一尺は30.3mm寸は3.03mm、ミリに換算すると
393.9mm×530.25mmを元にした一丁札(16裁サイズ)は約197mm×約66.5mmですが断ちしろを除いた174mm×58mmが基本のようです。
当時の印刷方法は浮世絵版画と同じ方法ですので、全判サイズ十六丁札と言うのも交換札ではあったようです。
また、千社札には札所で木札を打ちつけて巡拝した名残なのか、その多くは紙の上部に余白があります。
神社仏閣に許可をもらいご朱印を頂いた上で貼る千社札(題名札)は色の付いた
交換札とは違いスミ一色刷で作るのが基本のようです。
タグ:千社文字 木札 由来 意味 木簡 題名納札 交換納札 稲荷千社参り 一丁札 籠文字 花山天皇 参籠 千社札 せんしゃふだ せんじゃふだ
先週の金曜日に友人から電話があり、日帰りで牛タンを食べに
行かないかとのお誘い!
お店に電話をしたら復興支援に是非食べに来てくださいとのこと。
実際、観光客と言うのは少ないようでまだまだ、高速道路の路肩に亀裂や段差があったり災害派遣の自衛隊の車も走っているし、パトカーや機動隊の車両等とも何台もすれ違いました。
こちらからは、渋滞の時間を避け土曜日の昼ごろに4人で向かい仙台の友人と夕方現地集合で計8名、久しぶりに会う友人とも無事を確かめ合い、他の人の消息を聞く等あっという間に時間は過ぎ、牛タンを食べ現地のお土産を買い込み帰ってきました。
津波の被害にあった地域はまだまだ、手付かずのところが大半です
義援金等も実際には、支払われたところはごく一部と地元の
友人も言っていました。
お金が回らなければ地元の経済も復興したとも言えず、今必要な
ことがあまりなされていないのが現状のようです。
幸運にも被害が少なく営業を再開しているお店や、施設もある
ようですので、次は新幹線のはやぶさにでも乗って行こうかと。
これは帰りのPAに売っていた自衛隊限定のお土産のようです、自分用に買ってきてしまいました。
災害派遣で尽力されている方達に感謝です。
タグ:東日本大震災
今日は、練馬区立池淵史跡公園で行われた
日本鷹匠協会会員の鷹匠による鷹を飛ばす実演を
見てきました。
この催しは来年の1月16日まで石神井公園ふるさと文化館で行われている
特別展「御(お)・鷹(たか)・場(ば)
―徳川将軍家の鷹狩―」関連イベントの一つで
館内の展示では江戸時代、徳川将軍家の権威を示す儀式として、
江戸近郊の農村地帯で、鷹狩が行われていた事を示す
徳川家康直筆の古文書や練馬の人々の生活についての
資料などが展示されています。
放鷹実演は、鷹匠の合図でオオタカなどの猛禽類を実際に
目の前で飛ばし腕に戻す実演で、獲物を捕まえることは無かった
ですが、時折野生のカラスめがけて飛ぼうとする鷹の目は鋭い
感じでしたが、鷹匠にはやさしい目で接していました。
9月17日より20日まで岸和田のお客様のお誘いをうけ
大阪の岸和田だんじり祭に行って来ました。
TVのニュースなどでよく見る民家の屋根ぎりぎりの
「やりまわし」は撮影ポイントが限られていて撮る
ことが出来なかったと言うより近づくことすら出来
ませんでしたが、観覧席のあるカンカン場、大北町の
交差点で何とか撮影することが出来ました。
実際の迫力が撮影の腕が悪いので伝わらないと思いますが
現場は熱気に包まれた感じでした。
昼間が動とすればこちらは静の灯入れ曳行です。
細かい彫刻が施された、だんじりも夜はゆっくりと
曳かれるので近くで見ることも出来ます。
当店の木札をご購入のお客様にお会いすることもでき
直接仕上がりの感想もお伺いしたりと充実の一日でした。
喧嘩札のご依頼はフルオーダーにて承っております。
昨夜から大阪の岸和田だんじり祭を見に来ています。
携帯電話からの投稿なので画像は添付していませんが
そちらは、火曜日に戻ってからいくつかUPできたら
と思っています。
タグ:岸和田だんじり祭
【龍章鳳姿(りゅうしょうほうし)】
龍や鳳凰のように、勇壮で威厳に満ちた立派な容姿。
【伏龍鳳雛(ふくりょうほうすう)】
【臥龍鳳雛(がりょうほうすう)】
池の中に潜んでいる龍や鳳凰の雛のように世間に
知られずにいる大物と将来有望な若者のたとえ。
【雲蒸龍変(うんじょうりょうへん)】
【飛龍乗雲(ひりゅうじょううん)】
【雲蒸龍騰(うんじょうりゅうとう)】
【雲起龍驤(うんきりょうじょう)】
雲が湧き起こり龍が勢いを増して、変幻自在に活動する意から
英雄豪傑が、時運に乗じて出現し活躍すること。
当店で作成している木札には、江戸文字の一種、
籠文字(かごもじ)が選択出来るようになっております。
千社文字(せんしゃもじ)は使えないのでしょうかと言う
お問い合わせをいただくことがあるのですが、
以前ネットで調べて千社文字と籠文字は同じ文字と
言う結論に達していたのですが、千社札に関する
書物や千社文字の書体集を購入し、実際に籠文字と
同じなのか検証してみました。
その結果、書体自体の特徴は、ほぼ同じでネットに
掲載されているとおり同じ系統の書体だとわかりました。
また、小さい文字で入れる場合、寄席文字(よせもじ)
橘流(たちばなりゅう) や芝居文字(しばいもじ)
勘亭流(かんていりゅう)等も使われ、その他
髭文字(ひげもじ)、相撲字(すもうじ) 、
提灯文字(ちょうちんもじ)、角字(かくじ)等の