今日は、先日木地を仕上げた御蔵島の黄楊材を使い
グルメイチゴ館前田様用10周年記念ストラップの
レーザー加工機による立体彫刻を開始しています。
昨日の記事の通り、ここから先何処を公開したら
良いのか迷うところで、詳細に記事にするわけにも
行かないし、かといってデータを流しました・・・
彫刻終わりですと言うのも味気ないので、
少し引っ張らせていただきます。
今回ご依頼の彫刻データはこちらです。
左のデータはわかりやすく2Dでデータ表示しています
右は3Dのデータの一部を重ね合わせて表示してあります。
赤・黄・緑・青・グレー・黒・白でパスが色分けされて
いますが、それぞれ別のレイヤーに立体のデータとして
記録してあり、レーザー加工機でモードとパワーを調節して
彫刻しています。
記事一覧
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御蔵島黄楊材ストラップ製作その8
御蔵島黄楊材ストラップ製作その7
今日は、御蔵島の黄楊材の木地の最終仕上げです。
ドリルで穴を開けその穴にすり鉢状のテーパーを付け
仕上がりのチェックと仕訳けをいたしました。
クロステーブルの上にアクリルの治具で固定しているので
必ず同じ位置に穴が開きます。
どれも、基準以上の仕上がりですが、その中からさらに
厳選した木札で、明日からいよいよグルメイチゴ館前田様用
10周年記念ストラップのレーザー加工機による立体彫刻開始です。
加工自体は、コンピュータ制御の機械なのでデータを流し込めば
そのとおりに彫刻してくれます、何処が難しいかと言えば、その
彫刻データを作ることです。
当店で販売している昇り龍・降り龍ストラップのノウハウを元に
オリジナルでデータを作成していますが、何処を公開するか思案中です。
さらに、明日は透かし彫り効果をもう少し出すために一部データを書き換える
予定です。
御蔵島黄楊材ストラップ製作その6
御蔵島黄楊材ストラップ製作その5
御蔵島黄楊材ストラップ製作その4
☆第十二回図書カードプレゼントご当選者発表☆
先程スタッフとパソコンに届いた正解342通のメールの中から
厳正なる抽選の結果
兵庫県の山口様がご当選されました
おめでとうございます
後ほどメール便のお問い合わせ番号をご応募の時に
記入していただいたアドレス宛にお送りいたします
景品の図書カードと共に副賞も同封いたしましたので
ご笑納ください
(今回は昇り龍 豆札の裏面にお名前を彫刻した物を同封いたしました)
景品の到着は12日を予定しております
御蔵島黄楊材ストラップ製作その3
今日は、あまり時間が取れなかったので気合を入れる
木札サイズへのカットまでは出来ませんでした。
昨日使った電動カンナのメンテナンスとベルトサンダーでの
直角出しを行いました。
このベルトサンダー木地作りには欠かせない工具でこの後何かと
ジグと合わせて使います。
木札サイズにカットするのに使う丸ノコは、超小型のテーブルソーです。
このサイズのソーの刃厚は、0.6mmなので先日のバンドソー同様削りカスと
なって消えてまう材料の無駄が少なくてすみます。
今回作成している、御蔵島黄楊材ストラップは山梨の
グルメイチゴ館前田様用の物です、これからの季節いちご狩りを
お考えのお客様は、グルメイチゴ館前田様は、予約の出来る
いちご園です、しかもハウスなので冬でも暖かく近隣の温泉と組み合わせると
行楽の予定が立てやすいです。
実は、店長の私はここの大のファン味は間違いないです!!
御蔵島黄楊材ストラップ製作その2
今日は、昨日の御蔵島の黄楊材の残りの一本を
バンドソーでの挽き割りと電動カンナがけをしました。
ブレードドリフト角の確認はこのような感じにフリーで
罫書き線の上をカットしていき、途中でモーターを止めて
ドリフトしている角度にフェンスを合わせバイスで固定します。
このフェンスは、Proxxonのオプションには無いので
ホームセンターで購入したアルミのL字材を加工したものです。
二本の御蔵島黄楊材から14枚の板材が取れました。
バンドソーには、掃除機を繋げているので切りカスは
飛散しませんが内部にはこのような感じで残っています。
これを、掃除機で吸い取り、最後にエアーで綺麗にします。
厚さがほぼ合っているので電動カンナにするする吸い込まれて
行きます。
明日は、時間が取れたら木札サイズにする予定です。
御蔵島黄楊材ストラップ製作その1
先ほど、グルメいちご館前田様のブログを拝見しにいったら
ストラップ作成の件が既に記事にされていておりましたので
心置きなく、20日を完成目標に、不定期ですが作業内容を公開して
いきます。
今日は、製材に使う工具のメンテナンスと先日選んだ御蔵島の黄楊材の
うち一本を加工しました。
丸ノコ(チップソー)で製材した方が楽なのですが、3センチ以上の厚さを
加工出来るチップソーは刃の厚さも約3mm以上ありますので、今回も
バンドソー(帯ノコ)を使って挽き割りします。バンドソーの刃の厚さは
約0.5mmです
カットの目安となる線を等間隔で罫書きます、今回は約6mmです。
檜等の余材をフリーの状態でカットしブレードドリフト角を確認し
フェンスをその角度に設定します。
以前、このブログで御蔵黄楊の製材を記事にしたときに『ブレードドリフト』で
このブログを検索されている方が多数いらっしゃいましたが、皆さん苦労されているのだなぁと思いました。
ブレードドリフト角は、刃のテンションを調整した後も設定し直す必要が
ありますが、設定角度が合っていれば罫書き線の上を角材を軽く押すだけで
綺麗に挽き割ることが出来ます。
逆に、ブレードドリフト角が合っていないと暴れまくります。
『ブレードドリフト』で検索されてこのブログに辿りついた方は
きっとご理解いただけていると思います。
挽き割りしただけですが、厚みは5.09mmです、今回はこのままペーパー
がけすればドンピシャ5mm厚ですが一応この後、電動カンナを一回通す
予定です。
今回使用したバンドソーはProxxon社製の物ですメーカーの動画が
ありましたので、参考までに貼り付けておきます。
御蔵島黄楊材の製材
12月に入りだいぶ寒くなってまいりました。
当店の庭にある柿の木も葉っぱが先日の風で
ほとんど落ちて今週末柿を収穫しないと、
完熟して大変なことになりそうです。
今日は、先日から打ち合わせをしていた結婚式用席札の
発送と、週末にご注文をいただいた商品の作成と発送を
やっと終えたところです。
明日からは、5月にフルオーダーで、ご注文をいただいて校正を重ねて来た
グルメいちご館前田様のオリジナル立体彫りストラップの作成です。
このストラップは、素材にもこだわり御蔵島の黄楊材を使用いたします。
今回は5年以上乾燥させた、この角材二本から約100個分の木札の木地を
作成します。
御蔵島の黄楊の特徴は、産地不明のつげと比べると明らかに黄色く地肌も緻密で滑らかです。
この御蔵島の黄楊と黒檀(マグロ)は、素材として扱っている業者も、高額の
ため無いようです、当店では材料となる原木や角材を信頼できる業者や
直接現地に行って買い付けてきて加工しています。
こだわりのある商品を究極自分で納得の行く仕上がりにするには木地から
作ります。
グルメいちご館前田様から、この作成中の様子を公開してもよいとご了解を
いただきましたので、通常の作業の合間を縫って、完成まで不定期ですが
順次ブログに写真を撮ってUPしていきたいと思います。
グルメいちご館前田様とは、ブログで相互リンクする予定ですので、これからの季節いちご狩りを予定されている方は、是非ご覧ください。
グルメイチゴ館前田様のホームページはこちらです。